人形は、怖いね、可笑しいね、寂しいね。
人形の色んな部分が取れて別の人形の体に付く。トレテツク人形たちのパレード。
命を持たない物が、舞台の上で命を持ち、意識が生まれるのが人形。
でも体が分離、接合するとき、人形が物であることが露呈する。
人形は架空の意識でそれをどう受け止めるのだろう。
物と命の間のゆらめきが、奇妙で美しく、可笑しな世界を作ります。
ココン独特の棒遣いで操作します。
アコーディオン、トイ楽器によるイマイアキの生演奏のバージョンもあります。
作・演出・美術・操演 山田俊彦
音楽 イマイアキ
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